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フィッシュストーリー:WOWOW

伊坂幸太郎原作、一つの歌が世界を救えるのかを問うSF大作?


またもや伊坂幸太郎原作映画、例によって原作未読。
ここまで同じ原作者の映画を観ていながら、原作を一作も読んだことのない作家って個人的には珍しいんです。映画が面白ければ原作を手に取りたくなりますし、映画がつまらなければ同じ原作者の映画をこれほど観たりしませんから。
映画はどれも面白いんだけど、それで満足してしまって原作はそれほど読んでみたいと思えない、不思議な作家になりつつあります、伊坂幸太郎。映画が原作のテイストをほぼ再現しているように思える=完成度が高い、のも理由かもしれません。

というわけで、この『フィッシュストーリー』も面白いし、完成度は高いと思います。ツボを抑えたキャスティングですし、斉藤和義による音楽もいい。
でも何だろう、最後に物語の全貌が分かっても何だか釈然としない、カタルシスを得られない、この感じは。
思うに、ストーリーをまとめるためだけに個々の話が作られている感じがして、都合が良すぎる展開に思えちゃうのが原因かと。荒唐無稽なお話しなんだし、都合が良すぎるのは当然なのかもしれないけど、そこはそうは感じさせない作りにしてくれないと、観客であるこちらも乗れないなぁ。
ややネタバレになっちゃうけど、居酒屋での「フィッシュストーリー」談義。あれこそ、この話が「フィッシュストーリー」というタイトルを冠している理由なんだから、あれを一番最後に持ってきて、荒唐無稽な物語を締めるべきじゃなかったかと私なんかは思うわけです。

主役の一人である高良健吾、またもやバンドのヴォーカル役ですが『ソラニン』では歌唱力に若干怪しいところがあったのですが、あのパンクな?歌い方が合っていたのかこの映画では結構聴ける感じだったのが意外と言えば意外。

WOWOW

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comments

「あ〜、atomさんには合わなかったかー!」と少々残念。
僕に取ってはあれは結構なカタルシスがあったんですよ。
「お〜、繋げるね〜!」って感じです。

あまりに計算しすぎているかも知れませんが、
ギュギュっと、各エピソードが集約、収斂するオチは
作者も書いていて気持ちよかったんじゃないのかな?
なんて想像してみたり。

高良健吾くんは「ソラニン」と同一人物だとはすぐ分らず。
どっちも歌も個人的には有りです。

いやいや、合わないってことはありませんでしたよ。
面白い作品でしたし、人にもオススメしたいです。

けど、何というか予定調和が過ぎるというか、クドイ感じがしてしまうのも事実。
本文で書いたとおり「フィッシュストーリー」談義で終わらせたり、あの最後の時系列で全て並べるという解答的演出とかなくしたり(分かる人には分かる、って感じにする)、もうちょっとどうにかなったんじゃないかと思えちゃうんですよね。

まあ、それでもよく出来た作品だと思います。

高良健吾君はなかなか面白い俳優ですね。
イケメンなのに、それを押し出さないのが好印象です。
でも、この映画は多部ちゃんかな。
ブサ可愛いと言われる理由が分かったような(笑)

  • atom
  • 2011/05/27 12:47 PM

あー、僕はこの作品の多部ちゃんはちょっと苦手なんすよ(笑)。
オーバーアクトな感じが気になっちゃって。
コメディ演技の難しさっつうか。

細かくは結構忘れちゃっているので、
これは見直したい作品です。

高良健吾君は、今だと「まほろ駅前〜」に出てますが、
これもイケメンさは押し出してないですね。

> オーバーアクトな感じが気になっちゃって。
あ〜私はあの娘、オーバーアクトが売りなのかと思っていました(笑)
何せ、多部未華子で見た記憶があるのが、この映画とTVドラマ「山田太郎ものがたり」(だったか?)くらいしかないもんで。

最近の娘にしては垢抜けない女の子だなと思っていましたが、この映画ではちょっと可愛く見えました。
最後にヘルメット姿で登場した顔はやっぱりいつもの多部未華子でしたが(笑)

  • atom
  • 2011/05/29 10:27 AM
   

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