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八日目の蝉:WOWOW

角田光代の中央公論文芸賞受賞作を映画化。愛人宅に侵入し赤子を誘拐した野々宮希和子は4年の逃亡生活の上、逮捕され、赤ちゃんだった恵理菜も保護される。それから17年後、大学生となった恵理菜の前にかつて同じホームで過ごしたという千草と名乗る女が現れる…

芦田愛菜を一挙に有名にしたテレビドラマ『Mother』にしろ、原作を超えたと言わしめた名画『砂の器』にしろ、子連れで流離う作品は評価高いですねぇ。やっぱり、子供と動物ものは強いんですかね。

この作品も評価高かったので、どんなもんかと期待して観たのですが、個人的にはちょっとピンと来ませんでした。いい作品だとは思うのですが、何かこう曖昧模糊とした引っ掛かりがあるというのか、心を揺さぶられるというところまでいかない。
何でかと考えてみると、ラストへのキーとなる恵理菜の希和子への複雑な気持ちがあまり伝わって来なかったからではないかと。実母との微妙な関係はこれでもかとハッキリと示されているのですから、人生を狂わされた希和子への憎しみや嫌いだと思っているのに希和子と同じような人生を歩もうとしていることへの恐怖をもっと描いた方が物語の構図が分かりやすくなったと思うんですよね。

出演者、とりわけ女優陣は素晴らしい演技でした。主演の井上真央と永作博美はもちろんのこと、脇を固める小池栄子と森口瑤子、そして何より恵理菜の子供時代を演じた渡邉このみ、この子の存在が映画の評価が高い理由でしょう。冒頭に書いた芦田愛菜ちゃんと同じように、今後、色んな作品に出てくるんじゃないでしょうか。
「演技」ではないのかもしれませんが、あえて難を言わせてもらえば、井上真央も永作博美も胸見せられないのであれば、撮る側が画角なり演出なり、もう少し気を使ったやりようがあるんじゃない?というシーンがあることでしょうか。あんな体勢はあまりにも不自然じゃないかと。…いや、胸が見れなかったから難癖付けてるわけじゃないですよ、いやホントに(笑)

WOWOW

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