ホームシアターの話題や映画の感想、その他諸々の事を不定期に書きなぐっております。拙文・駄文ですが、ご容赦のほど。
長野県塩名町で学会からその存在が疑問視されていた前期旧石器時代の石器を掘り当て「神の手」と呼ばれた考古学者の神村賢作は、西多摩の桑見遺跡の発掘調査現場で13年前に行方不明になっていた女子高生の白骨死体を発見する。これを機に眠っていた事件と日本考古学が大きく揺れる騒動に発展する…
2000年に実際に起きた旧石器捏造事件をモデルにした考古学サスペンスドラマ。脚本は『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』の井上由美子。
考古学者 神村賢作役の主演 大泉洋の役者としての技量が試されたドラマだったと思うのですが、人が良さそうな好人物でありながら考古学上では疑惑を持たれる裏の顔を持つ学者という、なかなかに難しい役どころを好演していますね。
全4話という尺の短さもあり、ステレオタイプな展開という感じもしますが、中身は結構充実していてWOWOWのドラマWオリジナル作品の中ではオススメの作品です。
もう4年ほど昔の作品なのですが今見ると浮気が原因で妻と娘と別れることになった新聞記者役がアパ不倫の袴田吉彦というのがちょっと笑えますかね。
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