ホームシアターの話題や映画の感想、その他諸々の事を不定期に書きなぐっております。拙文・駄文ですが、ご容赦のほど。
元警官マイケル・マコーリーは退官後の現在は保険の営業員として自宅から電車で通勤していた。突然、保険会社からクビを通告されたマイケルは電車でジョアンナと名乗る女から「ある乗客を探しだしたら10万ドル与える」という話をされる。電車のトイレを調べると女の話通りに10万ドルの札束を発見するが、それが命を賭けたゲームの始まりだった…
『ラン・オールナイト』のリーアム・ニーソン主演&ジャウム・コレット=セラ監督のサスペンス映画。
セラ監督は緊張感のある演出に長けた監督だけに最後まで見ごたえのあるサスペンスになっていますが、リーアム・ニーソンとセラ監督のタッグは今作で4作目になることもあって、ちと新鮮味には欠けるかな。
まあでも、人物探しをあまり引っ張らずに中盤あたりで収束させ、後半からはアクションに重きを置くという構成は手堅く、リーアム・ニーソンが主演であるという魅力を十分に活かすものになっています。
切符を電車の席にあるホルダーに入れるアメリカの電車のシステムを知らなかったので(近距離の地下鉄などはもちろん違うのでしょうが)、「へ〜、こんな形で回札してるんだ」って新鮮でした。考えてみると、日本旅行で新幹線で移動している外国の方もいるでしょうが、車掌の回札知らなかったら(最近はあまり遭遇しませんが)、ちょっと戸惑いますよね、きっと。その国その国のルールありますよね。
リーアム・ニーソン演じるマイケルの元同僚アレックス・マーフィー(『ロボコップ』の主役と同じ名前だ!)、どっかで見た顔だなと思ったんですが、『死霊館』シリーズで心霊研究家エド・ウォーレンを演じていたパトリック・ウィルソンでした。
原題は『The Commuter』で通勤している人を意味していて、通勤している会社員が事件に巻き込まれるというイメージでつけられたタイトルだと思うのですが(リーアム・ニーソンだと全然普通のサラリーマンには見えませんが(笑))、邦題はちと硬いというかありきたりかな。
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