December 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー:Amazonビデオ

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の十数年前の話。惑星コレリアの貧民孤児として育ったハンは、そんな生活を抜け出して銀河一のパイロットになろうと幼馴染の恋人キーラと共に脱出を図る。キーラは追手からハンを守り捕まり、ハンはコレリアに戻ると誓い帝国軍に入隊するのだが…


『スター・ウォーズ』シリーズでハリソン・フォードが演じた人気キャラクター ハン・ソロの若き日を描くスピンオフ。若きハン・ソロを演じるのはオールデン・エアエンライク。


監督は『ウィロー』でも監督を務めたジョージ・ルーカスの盟友ロン・ハワード。ジョージ・ルーカス原案の『スター・ウォーズ』シリーズの、それもハリソン・フォード演じるハン・ソロのスピンオフ作品をロン・ハワードが監督するというのは『アメリカン・グラフィティ』(ジョージ・ルーカスが監督で、ハリソン・フォードとロン・ハワードが俳優として出演している)を知る世代からすると感慨深いものがありますね。『スター・ウォーズ』シリーズはすでにジョージ・ルーカスの手から離れてしまった感があり、この映画にはハリソン・フォードは出演していないので、そういった面では寂しさもありますが。


手堅い映画監督の一人であるロン・ハワードらしく、スピンオフながら『スター・ウォーズ』の旧シリーズ(エピソード4〜6)の雰囲気をうまく残した作品になっていますね。図抜けた面白さはないけど、ハン・ソロ(とチューバッカ)の物語を旧来からのファンが納得出来るようにエピソードを折り交えながら描かれています。『スター・ウォーズ』映画として合格点の面白さなのは間違いない。
が、それと同時に感じてしまうのが『スター・ウォーズ』という映画フォーマットの古さと限界ですかね。シリーズの原点である『エピソード4/新たなる希望』からもう半世紀近くが経っているわけで、それは仕方ないことなんでしょうが、映画自体の古さは否めないものになっちゃってます。難しいのが、『スター・ウォーズ』のフォーマットに則っていないと、もうそれは『スター・ウォーズ』じゃないものになってしまうわけで、どんなに古いと分かっててもそれに乗らざる得ないということ。なんか自縄自縛みたいな状態になっていますが、この作品ではオールドファンは喜ぶかもしれませんが、新しい若い客層は呼び込めないでしょうね。

本編シリーズ含め、『スター・ウォーズ』シリーズ全体が新しい客層を取り込むことより、オールドファンから如何に搾り取る(笑)かに舵を切っている感がありますから、まあそういう方向性も仕方ないことなんでしょうけど、新しいパイを取り込めず、古い客層は少しずつ減っていっているというのが北米市場でこの映画がコケた理由のように思います。

 

JUGEMテーマ:映画

スポンサーサイト

pagetop