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バイオハザードIV アフターライフ:Blu-ray

すでにゾンビはどうでもよくなってしまった感のあるアクション映画シリーズ第4作。


3Dカメラで撮影された純3D映画ですが、先日Amazon.co.jpで安売りされたスチールブックパッケージの2D版での視聴となります。
目の前に飛び出すいかにも3D映画です的な演出も多々ありますが、どちらかというとその高価なカメラを使ったスローモーション映像に力を入れている感じなので、2D視聴でもそれほど違和感はないかな。但し、あまりのスローモーションの多用に「今さら『MATRIX』かよ」と思わないでもありませんが。
画質・音質はメチャクチャいいです。実写部分もCGかと思ってしまうほど(それの良し悪しは置いといて)のクッキリハッキリ画質。音もサラウンドフル回転、休む間もないくらい、ひっきりなしに頭の上や後ろから音がしてきます。
Blu-rayのデモには好適な素材かと。

冒頭の東京シーンは311震災というか福島原発の問題の後では冗談になりませんな。
あんな地下施設で生活しなければならない日が来ないことを祈ります。
砂漠を舞台にしたIIIが散漫でつまらなかったのに比べると、ポール・W・S・アンダーソンが監督に復帰した今作は舞台を閉鎖空間に戻し、迫り来る危機的状況から如何に脱出するかというシリーズの原点に回帰した作りになっています。
これが功を奏したか、まあ、それなりに楽しめる作品にはなっているんじゃないでしょうか。
原点回帰といえば、クローンから超能力まで、あまりにも強くなりすぎた主人公アリスを弱体化させる展開が冒頭にあったのですが、その後も相変わらずのアリス無双状態で、それがあまり活かされていないのはどうなんでしょう。あれじゃ、観る側はドキドキしませんよね。アリスが弱体化したのに気づかない人もいるんじゃないかなぁ…。

ラストの展開見る限り、まだまだシリーズは続きそうな感じですが、3Dという変化球を持ってきたIVの次はどうするんでしょうね。もういい加減、風呂敷を畳んでいいように思うのですが。

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レポゼッション・メン:WOWOW

生身の臓器と人工臓器を自由に入れ換えることが出来るようになった近未来。人工臓器会社ユニオン社に雇われている料金滞納者から臓器を回収(レポ)する取り立て屋レミーは、事故によって自らも人工心臓の身となる。高額な支払いに耐えられなくなったレミーは追われる立場となる…


途中から随分と話も展開も荒っぽくなるんでどうなることかと思いましたが、ちゃんとオチに繋がっていたので一安心。オチ自体は安心なんてもんじゃないんですけどね。
ジュード・ロウとフォレスト・ウィテカーというメインストリートから少々外れた両人が主演のSFということで期待していたのですが、まあまあの出来。フォレスト・ウィテカーは相変わらず、何を考えているんだか読みづらい表情してますし(笑)、こういう役には便利な俳優ですね。
追う立場の者が追われる立場にというストーリーこそありがちですが、人工臓器の回収屋という設定は面白いものでしたし、その回収方法もかなりグロくてインパクトはあります。
これでヴィジュアル的にもうちょっと独創性があれば、カルト作に成り得たかもしれないんですけどねぇ。そこまでにはやや足りないか。

人工臓器作り出せるほどの技術力があるのであれば、料金未払いだと臓器が止まってしまう仕組みにしちゃえば、向こうから支払いに来るだろうから、回収屋雇うよりよっぽど効率いいんじゃないかと私なんかは思っちゃいました。

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コメント:原題はパッケージにあるとおり「レポメン」。「レポマン」って映画があるんでそれと被らないよう邦題は長いタイトルにしたんでしょうか?

ガフールの伝説:Blu-ray

『300スリーハンドレッド』のザック・スナイダーがキャスリン・ラスキー原作のファンタジー小説を映画化。


フクロウが主役の映画なんてあんまり観ようと思いませんよねぇ。私もそうで劇場公開時はほとんどスルーだったのですが、ザック・スナイダーが監督ということで観てみることにしました。

元は3D映画ですが、2D版を鑑賞。ところどころの演出に3Dの名残を感じますが、まあ2Dでも全然問題ありません。
またワーナーということで画質・音質に不安を感じる向きもあるやもしれませんが、CG映画だけあり、画質面はかなりの高水準。音質も派手な感じはありませんが、フクロウが画面狭しと飛び回る姿をサラウンドフル回転でサポートしています。

原作の第3巻までを100分ほどにまとめているため、展開はかなり駆け足。飛ぶことの出来なかった主人公フクロウはあっという間に成長してしまうし、伝説になるほど遠い存在だったガフールの勇者たちが住まう湖の島へも、ものの10分程度で到着とJR東海道線1駅分くらいの苦労しかありません。
けど、原作1巻で映画1本(最終作は勿体つけて(?)2作分割ですが)なんてヒットを見越した冗長なシリーズなんて某魔法学校シリーズで十分ですから、このくらいのスピーディさで丁度いいですね。

あまりにもお約束の展開過ぎてストーリー面での目新しさなどはありませんが、見所を押さえた演出が得意のザック・スナイダーだけあって、まあ退屈はしませんでした。子供と一緒に見るなら、かなり楽しめるんじゃないでしょうか。

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コメント:原題『Sucker Punch』が何故こんな邦題になった?のザック・スナイダー最新作。海外盤は普通に収録されているエクステンデッド・エディションが国内盤はBOXのみ収録だったり、高価なBOXなのにトレカはいずれか1枚封入だったりとこちらも何故こうなった?

運命のボタン:WOWOW

時は1960年代。NASAに勤めるルイス夫妻の元に赤いボタンが付いた不思議な箱が届けられる。その後、訪ねてきた男は「このボタンを押せば100万ドルあげるが、見知らぬ誰かが死ぬことになる。猶予は24時間。どうするかはあなた方次第」と告げる。運命が変わるボタン、あなたなら押しますか?…


サスペンスかと思いきや、よもやの…だった映画。
思わせぶりな出だしにした制作者らが悪いのか、さもサスペンスのように宣伝した配給会社が悪いのか、それとも騙された観客(この場合、私ですが)が悪いのか、こういった出会いは皆不幸になると思うんですけどねぇ。
正直、これ映画館で観てたらJAROに訴えようかと真剣に考えたと思うくらい、この展開はヒドイ。
何か途中でヤバ気な雰囲気出し始めたんで「まさか、それはないよな」と危惧していたら、その「まさか」の展開、そのまんまでした。もろネタバレになるので詳しく書けませんが、どうしても知りたい人は原作者の「リチャード・マシスン」でググッてみて下さい。それでどんな作品か推測出来ますから。
私はエンドロールでその名を見て、「初めから原作者知っていたら、こんな気持には…」と自らの不明を恥じました。

『ドニー・ダーコ』のリチャード・ケリーを監督にしたのも作品の方向性を狙っての人選なんでしょうが、この作品の場合、これもマイナスだったような。元はホラー畑の人(アジャでしたっけ?)が予定されていたという話を聞きましたが、その方が良かったんじゃないかと私なんかは思います。

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コメント:リチャード・ケリー監督のカルト作。不思議な感覚の作品で、この作品は監督の作風に合っていたんですけどね。

シーサイドモーテル:WOWOW

とある山中にあるシーサイドモーテルで繰り広げられる群像劇。


複数の話が並行的に進んで影響しあうという物語のテクニックとしては使い古されたものだと思うのですが、タランティーノの『パルプ・フィクション』以降、映画界で急激に増えたんじゃないでしょうか。
観客としてももう驚きはないし、細かいところまで追ったりしないので、後はもうどれだけ意外性があるか、カタルシスを感じさせてくれるのかの勝負。そういった点で、この『シーサイドモーテル』は失格ですね。
出演者はものすごく豪華で、各々一人だけでも映画になりそうな面子なのですが、それが1+1で2にならないのが難しいところ。金満でメンバーだけは揃えたけれど、チームとしては全然機能してない、そういうスポーツチームを思い起こしてしまいました。この映画がお金かかっているのかは知りませんが。
あぁ残念。

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シャッター アイランド(日本語吹替):WOWOW

凶悪犯も収容する精神病院のある孤島シャッターアイランドからこつ然と消えた女性患者を探すため、連邦保安官テディ・ダニエルズは相棒と共に島に上陸する。彼を待ち受ける驚愕の結末とは…。


イーストウッドの『ミスティック・リバー』の原作者としても有名なデニス・ルヘインのミステリーを巨匠マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオのタッグで映画化。
あのラストには賛否両論あるでしょうが、雰囲気も良いし、怪しげな登場人物ばかりと、ミステリーとして十分面白い作品だと思います。2時間超える作品で退屈との評もあったのですが、私はかなり楽しめました。

ただ、スコセッシが手がけたこともあって重厚な映像でいいのですが、この手のミステリーとしてはやや固い気がします。御大となったスコセッシが監督、しかもミステリー感たっぷりの暗く重い映像だったのにあのオチが来ることで観客としては裏切られたという気持ちになっちゃうのではないかと。
しかも、正統派大スターのディカプリオ主演作でしょ。正統派ピッチャーのレオ様(古い?)にはストレートでの三振を期待しているのに変化球で勝負とは、技巧としてはありなんだけど「そりゃないんじゃない」と思ってしまうわけですよ。
これが例えば、シャマランやらブライアン・シンガーあたりが監督で、ケビン・ベーコンが主演だったりしたら、「ああ、またやりやがったな」と観客もスンナリと受け入れられたと思うのですが(笑)

今回は録画した字幕版に地震速報テロップが入ってしまったことと、劇場公開時から超日本語吹替として話題になっていたこともあって、日本語吹替版を視聴しました。
ディカプリオの声はちょっとイメージと違うなと気になりましたが、ミステリーということで台詞の情報量も多く、またリップシンクにかなり気を使っていることもあって、違和感なく視聴することが出来ました。3D『アバター』でも思いましたが、字幕がないことで映像とストーリーに集中出来るので、たまには日本語吹替もいいかな。

WOWOW放送版、映像が良かったのはもちろん、音もかなり良い印象でした。あの不気味なサントラもよく響くし、台詞も明瞭で、ミステリー気分を満喫。

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ゾンビランド:DVD

ゾンビウィルスによりほとんどの人間がゾンビ化してしまったアメリカ合衆国-もはや合衆国ではなくゾンビランド-を流離う(?)ホラー・ロードムービー。


まさかの初登場全米No.1を成し遂げ、以降4週連続トップ10入りを果たし、全米ゾンビ映画史上歴代興行収入No.1(全米ゾンビ映画史上って何だよ(笑))に輝いた本作。
一応、体裁上は「ゾンビ映画」の範疇ですが中身はゾンビ映画じゃないですよね、これ。同じゾンビコメディ映画の『ショーン・オブ・ザ・デッド』がゾンビ愛(ゾンビ愛って何だよ、ってのは置いといて)溢れる作品だったのに対し、この映画のゾンビはTVゲームに出てくるゾンビ同様ただの的、オブジェクトでしかありません。
監督のルーベン・フライシャー自身、「ゾンビ映画なんて見たことない」と公言しているらしいので、ゾンビはただの和え物なんでしょう、きっと。
それがいい方に転がって、ゾンビオタクが喜ぶだけのホラー映画にならず、一般受けする作品になったんでしょうねぇ。全米No.1は伊達じゃない、面白い映画ですよ、これ。

万人受けする作品になっているとは言え、(何故かゾンビ大好きなアメリカならともかく)日本では大ヒットとまでいかなかったようですが、ゾンビ映画ということで毛嫌いしている人にも是非観てもらいたいですね。

なお、『ゾンビランド』はWOWOWで8月12日放送予定

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さまよう刃:WOWOW

東野圭吾原作。未成年に娘を殺された父親の復讐劇を通じて、少年法のあり方や敵討ちの是非を問う問題作。


ほぼ原作をなぞってはいるけれど、原作のエッセンスは再現されていない作品。
原因は登場人物の心象が描けていない説明不足にあるかと。その為、竹野内豊演じる刑事の心の機微が理解しづらくなっていますし、警察の行動がマヌケにしか見えません。
登場人物の誰にも感情移入出来ないため、物語の粗筋を聞く感じで全編流れてしまっています。
原作もの映画で大切なのは、原作にあったことを全てヴィジュアル化することではなく、原作のテーマを如何に再現することなんじゃないでしょうか。その為には登場人物をいじったり削ったり、展開を変えるのもやむなし、だと思うのですが。



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愛を読むひと:WOWOW

ベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』を『「めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリーが映画化。
あることがキッカケで関係を持った15歳の少年マイケルと21歳年上の女性ハンナ、彼らを待つ運命とは…


予告編を上に貼っておいて何なんですが、原作未読であれば事前情報を入れずに観た方が、この作品が与える衝撃は大きいかと思います。

物語の前半は主人公と年上の女性との情事を中心に描かれています。が、そのエロイ展開に目を奪われていると、その中に潜んでいる様々な伏線を見逃してしまいます。
その後、ハンナの失踪とマイケルが法科に進む話を経て、物語は予想外の方向に舵を切ります。
そこから描かれるのは罪、責任、尊厳。人が人として生きる中で背負う重荷です。
ハンナが犯した罪、彼女が守ろうとしたもの、マイケルが下す重い決断、それは愛で埋め得るものなのか?人が支えられるものなのか?
物語は我々に重い問いかけをしてきます。

ドイツが舞台なのに皆英語で話していたり、音楽があまりにもメロドラマチックに走り過ぎている感があるなど首を傾げる部分もありますが、実に秀逸な人間ドラマです。この映画をラブ・ストーリーと呼んでしまうのは、あまりにも枠が小さすぎます。

ヒロイン ハンナを熱望したというケイト・ウィンスレットはアカデミー賞受賞も納得の素晴らしい演技。すべてを諦めたハンナの物憂げな表情、希望を見だして輝いた瞳、そして悟りと終焉、それを演じたウィンスレットの熱演あってこそ、物語の持つ悲哀がより伝わります。

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コメント:この手の作品にありがちな「無修正版」という表現ですが、映画の本質を歪めてしまうように思いますので止めて欲しいですね。

フローズン・ドリーム/煽情の殺人:WOWOW



アメリカで初めて裁判の模様がTV放送された実際の事件の映画化らしいのですが、何て言うか、フツ〜につまらなかったです。
思わせぶりに時系列をバラバラにしてる割に、徐々に真相が明らかになるとか事件の全貌が見えてくるとか、そういったこともないので何のためにそういう構成にしているのか意図が分かりません。
事件自体も売春婦の女がその胴元とつるんで保険金目当てに男を殺したのか否かという、犯罪を犯した理由が分からない事件も珍しくなくなった現在からすると可愛い(こういう書き方も何だと思いますが)もの。
気候も人の繋がりも寒い田舎町で起きた事件と雰囲気はいいのですが、その雰囲気そのままに淡々と盛り上がることなくエンディングを迎えてしまい、結局この映画で何を表現したかったのか、私には理解することが出来ませんでした。

アカデミー賞受賞作『アメリカン・ビューティー』やキーラ・ナイトレイと共演した『穴』などで注目されてきたソーラ・バーチですが、随分と大人になっちゃいましたね。
綺麗なことは綺麗なんですが、思春期の危うさみたいな魅力が失われつつあるかな(大人になったんだから当然ですが)。大人の女優として大成出来るか、頑張って欲しいですね。

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コメント:ソーラ・バーチ主演作だとブシェミと共演した、この作品を推します。ユルイ青春劇で、若かりし頃のソーラ・バーチの魅力全開。

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