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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ:TOHOシネマズ新宿


多忙のため、観た映画を備忘録的に掲載だけしています。

 

JUGEMテーマ:映画

15時17分、パリ行き:WOWOW

幼なじみ同士で欧州旅行を楽しんでいたアメリカ人青年アンソニー、アレク、スペンサーはアムステルダムから15時17分発のパリ行きの高速列車に搭乗する。列車での旅を楽しんでいた3人だったが、その列車には小銃を隠し持ったイスラム過激派の男が乗り込んでいた…


2015年に起きた高速列車内での銃乱射事件で犯人を取り押さえた3人のアメリカ人を描いた映画。監督は『運び屋』のクリント・イーストウッド。


この映画の何がびっくりって主役の3人を始め、犯人に撃たれた乗客らも実際に事件に遭遇したご本人だということですね。ということで、撃たれて重症を負ったおじさんも無事助かったということなんですね。ホッとしました。
つか、主演の3人含めて皆さん演技上手くないですか?芸達者が揃ったのか、イーストウッドの演出が上手なのか、映画鑑賞中は素人俳優ということはまったく感じませんでした。

事件の顛末を描く映画かと思っていたら、幼なじみ3人の子供時代の昔話(過去の部分は本人ではなくて子役が演じています、当然ですが(笑))が始まったりとちょっと想像していたのとは違ったりしますが、事件だけ描いたらほんの数十分で終わっちゃう話なので、こういう構成になるのは仕方ないですかね。
事件で有名になりましたが、それまでは普通に生きていた人たちの子供時代の話なんで別に大して面白いことがあったりするわけじゃないので、ここでつまらない映画と感じちゃう人も多いんだろうな〜と思います。
子供時代に通っていた学校が神学校だったり、一つ一つの出来事としては小さな偶然が積み重なって、でもその偶然があったからこそ、大きな悲劇を未然に防ぐ原動力となったというのが映画の筋となっていますので、これはクリント・イーストウッド的に宗教映画ということなのかな〜?
宗教映画だとしても、犯人はイスラム系過激派でしたが、ことさらイスラム教を悪く描いてないバランス感覚はさすが。

個人的には酷評されるほど悪い映画じゃないと思いますが、ヨーロッパ旅行のシーンがちょっと冗長だったり、事件のシーンも緊迫感がそれほどなく、事件を防いた出来事の割に観終わった後にカタルシスもないので作品としては並程度かなと。

 

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探偵はBARにいる3:Amazonビデオ

札幌ススキノで探偵業を営む”俺”は相棒である高田の友人の失踪した恋人の捜索依頼を安請け合いしてしまうのだが、その娘がバイトをしていたデートクラブに潜入した途端、チンピラに襲われる。"俺"はクラブのオーナーであるマリを追い始めるが、その背後に暴力団 北城グループの影がチラつき始めるのだった…


東直己『ススキノ探偵』シリーズを映画化したハードボイルドミステリー3作目。


主演の大泉洋と松田龍平のコンビは続投ですが、監督は前2作の橋本一から『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の吉田照幸に交代となっています。この吉田監督はコメディ畑の人のようで今作は前2作よりコメディ色がやや強くなっていますかね。それに伴ってか前作までのPG12指定から全年齢層鑑賞可能なG指定に変更になってたりもします。まあ前2作もレーティング意識するほどの表現はほとんどなかったと思いますが。


監督交代による作風の違いはありますし、出演する役者の顔ぶれも変わってはいますが、やってることには大差はないので、シリーズのファンは安心して楽しめるとも言えますし、ファンでない人からしたらマンネリ感を感じる内容とも言えるかな。この映画は物語の筋よりも大泉と松田龍平コンビの掛け合いやらシリーズのお約束を楽しむ作品だと思うので方向性としては間違ってはないと思うのですが

今作のヒロインは北川景子なんですが、彼女の代表作である『家売るオンナ』のあのセリフ、使ってましたよね?(笑)

 

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セーラー服と機関銃 -卒業-:Amazonプライム・ビデオ

星泉は普通の女子高生に見えるが、実は目高組の四代目組長にして、伯父の仇の浜口組へ機関銃で殴り込みをかけた過去を持つ。今は浜口組との和議で組を解散、メダカカフェの店長となっていた。そんな泉の元に売春や麻薬クッキーで暗躍しているホリウチ組の魔手が迫っていた…


薬師丸ひろ子主演の大ヒット映画『セーラー服と機関銃』の続編的作品。原作は赤川次郎『セーラー服と機関銃・その後――卒業――』。


かの名台詞「カ・イ・カ・ン」から始まる本作ですが、この続編は残念ながら「快感」な気持ちにはなれない出来ですなぁ。
主演の橋本環奈の起用は賛否あるとは思いますが、まあ間違いなく美少女(当時)ではありますし、薬師丸ひろ子のイメージが強烈すぎる星泉役ではありますが、ドラマ版入れたら、原田知世、長澤まさみと錚々たる顔ぶれが揃っているので誰が演じても否定的意見があったでしょう。個人的にはそんなに悪くないと思っていたのですが、ラストで流れる主題歌を橋本環奈に歌わせたのはあれはいかん。ちょっとかすれ声傾向のある橋本環奈の歌声じゃあ、薬師丸ひろ子の歌を知っている世代はずっこけるでしょう。歌の上手い下手ではなくて声質の問題ですね。

前作の『セーラー服と機関銃』も物語の筋だけ見たら何だかよく分からないお話でしたが、主演の薬師丸ひろ子の魅力と監督の相米慎二の作家性が奇跡的に組み合わさって名作と呼ばれる映画になったと思うのですが、今作は話はめちゃくちゃなままで主演も監督(『婚前特急』の前田弘二)もグレードダウン(と言っちゃうのも酷ですが)してるのですから酷評も致し方なしかと。撮り方とか前作へのリスペクトを感じるところもあったりはするんですけどね。


脇を固める長谷川博己や安藤政信などはいい味出してるんですけどね、彼らを持ってしても映画の欠点を補うには足りなさすぎかな〜。

そう言えば薬師丸ひろ子版『セーラー服と機関銃』のエントリーで「カ・イ・カ・ン」の薬師丸ひろ子アドリブ説を書きましたが、その後、薬師丸ひろ子ご本人がテレビ番組にてアドリブではないと明言されたそうです。

 

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パッセンジャーズ:Amazonプライム・ビデオ

航空機事故で奇跡的に助かった5人の生存者のセラピストを担当することとなったクレア・サマーズは、グループセラピーを外から傍観する何者かの影に気づき、セラピーの参加者が一人ずついなくなっていくことに不審を抱く。一人だけグループセラピーに参加しなかった生存者エリックと話をする度に彼に惹かれるものを感じながら、医者としての立場に悩むクレアだったが…


アン・ハサウェイ主演の航空機事故を巡るサスペンス映画。監督は『愛する人』のロドリゴ・ガルシア。


墜落した飛行機事故の原因がパイロットのミスだったのか、それとも航空会社が他の原因を隠蔽しようとしているのかを巡るサスペンス映画、かと思っていたらよもやの…という映画なんですが、この手の映画がもう何作もあったりするので、初めて観る映画なのに何となくデジャブを感じたり(実は以前観たのを忘れてるだけだったりして(笑))、ラストの展開もカンの良くない僕でも途中で「ああ、そういうことなんだろうな」と気づいちゃうくらいのあまりどんでん返し感のないものなので、そういった面を期待すると拍子抜けしちゃうってのはあるかもしれません。真相が「あれ」なら何でもありじゃないか、という批判もあるでしょう。

でも、この映画の主題はどんでん返しにあるのではなく、生きているということはそれだけで奇跡なんだというテーマにあるのだと思えば、映画を貫くちょっと物悲しいトーンも相まって心に響くものがあります。主演のアン・ハサウェイの魅力もありますし駄作と切って捨てるのは惜しい、でもちょっと佳作と呼ぶには何かが足りないといったところですかね。

 

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愛がなんだ:TOHOシネマズ 日比谷

 

多忙のため、観た映画を備忘録的に掲載だけしています。

 

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斉木楠雄のΨ難:Amazonプライム・ビデオ

超強力な超能力を持って生まれた斉木楠雄は、下手をしたら地球を破滅させてしまうかもしれないその能力を封じ込め、誰にも知られないよう目立たない高校生活を送っていた。文化祭の日は学校を抜け出してのんびり過ごすのが趣味の斉木楠雄は来年の文化祭がなくならないよう、トラブルを排除しようと超能力を駆使するのだが…


麻生周一の人気漫画を『50回目のファーストキス』の福田雄一監督が映画化したサイキック学園コメディ。


主演は山崎賢人ですが、この映画の劇場予告で「そこの貴方、また山崎賢人だと思ったでしょう」という自虐ネタやらされていたことを覚えています(笑)
福田雄一お得意の脱力コメディですが、その山崎賢人を始めとするイケメン俳優らが全力でおバカ演技をするというのが売りでしょうか。ああ、イケメンじゃありませんが、「あの」新井浩文が主要キャラクターとして出演している(福田雄一映画の常連でしたので)ので、今後も地上波では放送されない映画じゃないかと思います。
山崎賢人はそんなに演技も上手いと思えませんし、この映画でも滑舌の悪さを感じますが、まあ脱力コメディなので気にならないと言えば気にならないか。むしろ、この映画には合っているように思います(原作漫画は未読なので適合度は不明)。
賀来賢人が元ヤンキーの役で出演していて、予想外の人気を博したテレビドラマ『今日から俺は!!』(こちらのドラマの監督も福田雄一)の原型をこの映画に見ることが出来ますね。橋本環奈の変顔演技も『今日から俺は!!』同様ですし、…というか福田雄一作品の橋本環奈はいつもああいう扱いですが(笑)


他にもムロツヨシや佐藤二朗など福田作品の常連も登場しているいつもの福田雄一作品で、あのノリに付いて行けるのであればそれなりに楽しめるとは思うのですが、脚本のメチャクチャさ加減や作品としての完成度の低さを見るに、これは映画とは呼べない、これを映画と言ってはいけないと比較的好意的に見ている僕でもそう思ったりします。

 

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忍びの国:WOWOW

時は天正、尾張から勢力を伸ばしていた織田信長は伊勢の北畠家を次男 信雄を使い乗っ取り、隣国の伊賀まで手を伸ばしてきていた。伊賀の忍衆は「虎狼の族(ころうのやから)」と呼ばれ常識が通じない集団だが、その中でも伊賀一の忍を自認する無門は共に暮らすお国の叱責で織田勢と戦うことになるが…


『のぼうの城』の和田竜の時代小説を『殿、利息でござる!』の中村義洋監督が映画化した忍者映画。


同じ和田竜原作の映画『のぼうの城』は真面目に時代劇やってる割にその合戦シーンの『三國無双』ばりの演出にアンバランスさを感じましたが、この映画は冒頭からコメディ調のこともあり、アクロバティックな戦闘シーンにもあまり違和感はありませんでした。その点は良し。


ただし、脚本が悪い。原作未読ですが、史実と忍者活劇の組み合わせがあまりよろしくなく、人情のかけらもない「虎狼の族」である無門が何度も殺す機会があった信雄を生かしておく理由がまったく伝わってこなかったり、伊賀者が勝ったのか負けたのかよく分からない展開で痛快さがなかったりと、何を描きたかったのかが全然伝わって来ませんでした。しかも、信雄役は主演である大野智のバーターだし。
妻(正式には夫婦になっていませんが)のお国に叱責されて、やりたくもない忍の仕事で稼ぐ無門の姿は、戦国の世、しかも忍者を現在のサラリーマン風に描いていて、そこには面白さを感じたのですが、ラストの如何にも感動させようというありきたりな展開(劇中であまり人物が描けていないため、正直感動は出来ませんでしたが)でそれもあまり機能せずに終わった感ありますし。
何よりヒドいのはいくらアクション映画でも時代劇映画であるはずなのに、あのエンドロールにかかる嵐の歌。芸能事務所や広告会社とタイアップした邦画の主題歌の酷さは度々感じたりしますが、この映画のあれはその中でも最たるものの一つですね。

大野智主演ということで観ようかどうか迷ったのですが(別に嵐が嫌いというわけではありませんが)、その不安が見事に的中した映画でありました。

 

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ジュラシック・ワールド/炎の王国:Amazonプライム・ビデオ

大惨事となったジュラシック・ワールド事件から3年後、打ち捨てられ恐竜天国となったイスラ・ヌブラル島の火山が噴火活動を始め、恐竜たちは絶滅の危機を迎える。ジュラシック・ワールドの現場管理者だったクレア・ディアリングは心を改め恐竜たちを保護する団体を設立していたが、ロックウッド財団の恐竜を救うプロジェクトの要望でヴェロキラプトルの飼育員だったオーウェンを連れ、島に向かう。だが、その背後ではまた人間の欲望が渦巻いていた…


スティーヴン・スピルバーグの『ジュラシック・パーク』シリーズ5作目にして、『ジュラシック・ワールド』の続編となる恐竜映画。監督は『怪物はささやく』のJ・A・バヨナ。


ストーリー的には『ジュラシック・ワールド』の後日談で主役が前作に登場したクリス・プラット演じるオーウェン・グレイディとブライス・ダラス・ハワード演じるクレア・ディアリングの二人ではあるのですが、映画の骨子は原点回帰ということになるんでしょうか、シリーズの原点である一作目の『ジュラシック・パーク』へのオマージュが到るところに散りばめられたりしています。シリーズをずっと観てきた人はシリーズ最新作でありながらも懐かしさを感じさせてくれる作品になっています。


冒頭でジェフ・ゴールドブラム演じるカオス理論学者イアン・マルコムが久々の登場(役柄としてわざとということもあるんでしょうが、すんげえ老けた(笑))となったかと思えば、イスラ・ヌブラル島で最初に出会う恐竜がブラキオサウルスだったりする上、劇中では明示されてはいませんが監督のJ・A・バヨナによるとこのブラキオサウルスは『ジュラシック・パーク』に登場したのと同じ個体という設定だそうです。
リチャード・アッテンボローが残念ながらお亡くなりになっているためパークの創設者ジョン・ハモンドは登場しませんが、彼の友人という設定のロックウッド財団ベンジャミン・ロックウッドの手には蚊が閉じ込められている琥珀(『ジュラシック・パーク』の重要なアイテム)付きの杖を持っていますし、一作目のキッチンで子供たち(と観客を)を恐怖に叩き込んだヴェロキラプトルが『ワールド』シリーズではキーマンとなってしまったがために今作ではその役割は遺伝子組換え恐竜のインドラプトルに譲られてはいますが、『ジュラシック・パーク』のキッチンを思い起こさせる追いかけっこシーンになってるのもオマージュなんでしょうね。

じゃあ、原点回帰だけの懐古主義かと言えばそうではなく、先ほど書いた一作目から久々登場のブラキオサウルスに待ち受ける運命は物悲しさと人間の罪深さを思い知らされる名シーンであると共に、旧シリーズとの決別とも取れますし、ラストは『ジュラシック・パーク』シリーズというよりリブート版『猿の惑星』シリーズみたいな展開になっちゃいますし。すでに『ジュラシック・ワールド3』の企画が立ち上がってるようですが、この続きはどうなるんでしょうかね。この流れで行くと、いつかは人間と恐竜のハイブリッドまで登場するんじゃないかと夢想しちゃいますが(まるでエイリアンみたいだ(笑))
 

 

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ボス・ベイビー:WOWOW

優しい両親の元、一人っ子を満喫していたティモシー・テンプルトン(ティム)はある日、自宅前停まったタクシーからスーツ姿の赤ん坊が降りてくるのを目撃する。両親からその赤ん坊が弟セオドアだと伝えられたティムは両親がセオドアばかり構うのに嫉妬する。両親の前では赤ちゃんのふりをするセオドアの秘密を探ろうとしたティムの前でセオドアは「自分はボスだ」と名乗ってきた…


ドリームワークスの『マダガスカル』でディレクターだったトム・マクグラスが監督を務めたCGアニメーション映画。原作はマーラ・フレイジーの絵本『あかちゃん社長がやってきた』。


両親の愛情を独り占めしていた子供が弟や妹の誕生により自分の存在意義を失うという心理は兄弟のいる長子(特に兄弟間で年の差がそこそこあるとなおさら)にありがちな心理ではありますが、その「弟や妹が自分より優遇されているのは彼らが自分よりも偉い=ボスだからだ」という気持ちを物語化したお話なのかな〜と思っていて、おそらくはそんなに大外しの感想ではないと思うのですが、この作品はコメディアニメーション映画ということもあるんでしょうが、これがそういう妄想なのか、本当にボス・ベイビーが存在するのかというあたりが非常に曖昧でモヤモヤするんですよね。そういう映画じゃないというのも分かりますし、ファンタジーとして観るのが正しいんでしょうが、どうもそのあたりに引っかかってのめり込めない自分がいたりします。大人げない(笑)

でも劇場公開時はそこそこヒットしていたと記憶していますので、たぶん僕のように穿った見方をする方が少数派で、大多数の人なら普通に楽しめる作品なんではないでしょうか。

 

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