ホームシアターの話題や映画の感想、その他諸々の事を不定期に書きなぐっております。拙文・駄文ですが、ご容赦のほど。
海外輸入だとかなりお安い価格で購入できることもあってか、ここ最近導入している人も増えているDVDO EDGE。
私もその流れに乗って、導入しちゃいました。
昔からスケーラーに興味はあったのですが、QUALIA 001とかおいそれとは手が出せない価格のものが多かったので、HDMIセレクタ(アナログ入力→HDMI出力可能)+スケーラーで6万円程度(あくまで輸入の場合)というのは破格と言っていいのではないかと。欲を言えば、映像+音声のHDMI出力がもう一系統あったらとは思うけど。
とりあえず、AVACお勧めの設置値ディティールエンハンサー+63、エッジエンハンサー+10で何本か見てみましたが、ただ単にシャープネスをかけただけの映像とはちと違う、奥の奥の映像までピントが合った様な解像感というか、一皮向けたような高精細な映像を見せてくれてます。
特に背景に対して人物を引いてみせるロングショットなんかだと、今まで感じたことのないような奥行き感があって、思わず「うむぅ〜」と唸ってしまいます。この辺り、相当高度な処理を行っているんじゃないでしょうか。
我が家のような720Pと1080Pの混在環境(PJはフルHDなんですが、TVは1080/60iまでしか入力出来ないんです…)だと、接続機器の解像度を一括変換出来るというのが何気に便利で、PS3やレコは全て1080/60p出力に統一して、EDGE側で解像度切替を行うというスタイルにすることが出来ました。これも欲を言わせて貰えば、出力解像度を(オンディスプレイメニューではなく)ボタンでワンタッチ切替出来れば、もっと便利だったのですが。
WOWOWの1080/24p出力は予想以上の効果があって、AAC音声にもそれほど不満を感じてない私などはBDじゃなくてもいいんじゃない?くらいに思えてきます。
BDソフトの24p出力は変換が間に合わないのか、映像の破綻する(と言っても、画面の下部の方がカクカクするくらいですが)ものが一部ありました。私の手持ちのだとDestiny's ChildのLiveなんかでその現象が見られましたが、Liveもの自体、24pよりも60p出力の方が好ましく見えたんで、大きな問題にはならないかと。映画ソースでは、こういった現象が起きるものは見つかりませんでした。